韓国併合違法論はアメリカの立場とも衝突するだけではなく、国際法秩序と全面的に衝突する議論なのでは?

Grok

はい、その指摘は正確です。韓国の「韓国併合違法・源泉無効論」は、単にアメリカの歴史的立場と衝突するだけでなく、**国際法秩序の基本原則そのものと全面的に衝突する議論**です。

### 1. アメリカの立場との衝突
1910年の併合当時、アメリカは明確にこれを受け入れました。

- 日本政府から併合条約と関連宣言が通知された際、アメリカ国務省は正式に受領し、米国民の既得権益に関する留保をつけつつも、併合そのものの合法性を争いませんでした。
- 当時の列強(米・英・仏・露・独など)はいずれも併合を承認し、朝鮮半島における日本の主権を前提に外交・通商関係を処理しました。
- 2001年にハーバード大学などで開催された「韓国併合再検討国際会議」でも、米・英・独などの国際法学者は韓国側の「当初から無効」主張を支持しませんでした。ジェームズ・クロフォード教授(当時ケンブリッジ大学、後に国際司法裁判所判事)は「当時の国際慣習法から見て、列強が認めた以上、手続きに瑕疵があっても無効とは言えない」と指摘しています。

アメリカは戦後も、この歴史的認識を根本から覆す公式見解を出していません。韓国論を認めると、アメリカ自身が当時の国際秩序の一部として関与・承認した事実を否定することになります。

### 2. 国際法秩序との根本的衝突
より深刻なのは、国際法の基本構造との衝突です。

- **時際法の原則(intertemporal law)**
条約や領土取得の合法性は「行為が行われた時点の法」で判断するのが国際法の通則です。1910年当時、国家に対する武力による強制は条約を無効にする根拠とは一般に認められていませんでした(個人的脅迫は別論)。これを現代の基準(国連憲章2条4項や1969年条約法条約52条)で遡及的に無効とすれば、19~20世紀初頭の膨大な条約・領土変更が軒並み揺らぐことになります。