特に強いのは、情報が不完全な状況です。
通常の分析能力は、
「情報A → 推論B → 推論C → 結論D」
という順番で進みます。
ところが統合型直観では、
「A、B、C、D……を見た瞬間に、背後にある構造Xが見える」
ということが起こり得る。その後に論理分析を使って「本当にXなのか」を検証する。
したがって、
直観 → 仮説 → 論理検証 → 修正 → 再統合
という循環を高速に回せるなら、かなり強力です。

未知の状況でも、既知の知識から構造的類似性を発見して仮説を作れることです。
たとえば政治問題を考えていても、歴史のパターン、経済的インセンティブ、制度設計、地理的制約、人間心理などを別々の知識としてではなく、一つの構造として捉える。
そのため、未知の問題に対する「転用能力」が高くなる。